- SSDとは
- メリットとデメリット
- 使い分け
- SanDiskのSSDの良かったところ
- 注意点
・SSDとは
そもそもSSDとは何なのか。
パソコンのデータを保存するための内部ストレージでこれまで多かったのがHDD(ハードディスクドライブ)。そして最近主流になりつつあるのがSSD(ソリッドステートドライブ)です。
簡単に違いを説明するとHDDは大容量なものを安価で購入できますが、故障のリスクがやや高めです。
そしてSSDは読み書きの速度が速く、衝撃に強い、また軽量ですが価格は高めです。
このことからもスペックから言えば、SSDはHDDの完全な上位互換と言って良いと思います。
・メリットとデメリット
先程SSDのメリットとデメリットを説明しましたが、どれくらいの差があるか数値でしっかりと説明して行きたいと思います。
今回は現在Amazonでタイムセール中のポータブルHDD東芝 CanvioとSanDiskポータブルSSDで比較してみました。
比較画像
どうでしょうか。
気になるのはやはり価格。同じ容量で価格は3倍以上というのはやはり引っかかるポイントだと思います。
ですが、3倍以上の価格でも買う価値がある。と、私が思う理由を次の使い分けでお話ししていきます。
・使い分け
HDDとSSDどちらにもメリットとデメリットがあることは分かったと思います。
ではどうしてSSDを選ぶのか。
結論としてSSDを買うべき最大の理由はデータ破損のリスクです。
一応言っておくと私は6年間、HDDを使用していますが幸いにも壊れた事は一度もありません。そもそもHDDもそんなに簡単に壊れるものではありませんが、リスクをより減らす為に今回はSSDをおすすめしています。
当然ですが自分の所有するデータが破損してしまったら誰でもショックは大きいと思います。
私は仕事で写真を扱うことが多いのですが、もし撮影データをパソコンやストレージの故障により紛失してしまったら、損害賠償を支払わなければならない可能性もありますし、信用問題にも関わりますのでショックどころの騒ぎではありません。なのでデータ管理は相当慎重に行っています。
写真を撮影した際には出来るでけ早くパソコンにバックアップを取り、更にSSDにもバックアップを取ります。カメラ、パソコン、SSDの3重保存です。
その中でもSSDにはカメラやパソコンと違い、最新で大量のデータ保存しているアイテムなので一番壊れてもらっては困るものです。
それだけでも少し高い金額を払ってでもSSDを使う理由になると思います。
また、写真は編集作業がある為、編集が終わったものはその都度、更新していく必要があります。その際に嬉しいのがSSDのメリットである、転送速度の速さです。パソコン上で編集が終わったものはすぐにSSDにも送る。繰り返し何度もデータ転送を行うのでその際の転送速度はかなり作業効率に影響します。
動画を扱う方や、そもそもパソコン全体のバックアップの為に使用する場合は、データ量が更に大き分より時間効率が上がるでしょう。
更にHDDの場合だと、そのデータの転送時がもっとも故障のリスクがある構造になっているため、転送作業が多い場合にはやはりHDDは避けたい理由の一つです。
・・・ですが。
私はHDDも今も使っています。
用途はSSDと同じくバックアップですが、保存しているのは、ほとんど使うことは無いが記録として残す過去のデータです。データを改めて編集したり、扱わない分、転送させることが無いので破損のリスクは低く、時間と共にかさばっていく大量のデータの保管には安価なHDDの方が適していると思います。
このように使い分けるのは個人的には、とてもおすすめです!
・SanDiskのSSDの良かったところ
最近はSSDが主流になってきて、価格も求め易くなって来ているので、SanDisk 以外のメーカーでもポータブルSSDの新製品をどんどん出している印象があります。
その中でもの今回紹介しているSanDiskのものが人気な理由はやはりデザイン面での評価が大きいんじゃ無いかと思っています。
わりと主流なメタリックな質感ではなく、ラバー素材の様な質感で防水性や耐衝撃性が伝わり易く、何と言ってもカッコイイ!
価格も機能やサイズで考えると非常に優秀だと思います。
また私は使用していませんが、SSDの用途の一つにプレステーション4の拡張などに使われるのですが、それにもしっかり対応している点も良い点だと思います。
・注意点
SSDを使用する際に注意して欲しいと思うところは一点だけ。
それはパソコンとケーブルのスペックです。
SSDは非常に早いデータ転送が魅力ですが、パソコンやケーブルによってはその速度に対応しておらず、活かすことが出来ない場合があります。
例で言うと、今回紹介したSSDの上位モデルで転送速度が最大1050M/秒というかなり高速なデータ転送が出来るものがあるのですが、それをハイスペックPCと付属のUSB-Cケーブルで使用すれば当然、最大1050M/秒の恩恵を得られます。ですがケーブルをUSB-A2.0で同じ様に使用すると約35M/秒。
なんと30分の1の速度しかでない!
なんてことになってしまいます。
これは非常にもったいないので買う前に使っているPCだとどれくらいまでスペックを発揮できるのか良く調べてから購入してください。
長くなってしまいましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は画像も少なく文もだいぶ堅くなってしまったので、次回はもっと読みやすさを意識して書けるよう頑張ります!ではまた。