安くて、コンパクトで、面白い写真が撮れる!
『写ルンです』のレンズを再利用して作られたミラーレス用レンズ『ウツレンズ』!
種類は『Utulens』と『Wtulens』の2種類。
私が購入したのは『Wtulens』の方なのでこちらを重点的に紹介していきますが『Utulens』とも比較し、どうして『Wtulens』を私は選んだのかも説明していきたいと思います!
目次
・『Utulens』と『Wtulens』
・価格と性能
・参考写真
・個人的な評価は90点!
・『Utulens』と『Wtulens』
『Utulens』は『Wtulens』どちらも『ウツレンズ』といい皆さんもよく知る『写ルンです』のレンズを再利用して作られた
ミラーレス用交換レンズです。
特徴であり魅力はどちらも5千円程と非常に安く、プラスチックで出来ているので軽くコンパクト!
また、『Utulens』はシールでデザインを変えられるのも面白いです
『Utulens』は所有してないのでありませんが、下の画像が『Wtulens』です。
『Utulens』と『Wtulens』
この2つの大きな違いは『写ルンです』のレンズを再利用している枚数で、『Utulens』は1枚。
『Wtulens』は2枚で設計されています。
この設計の違いでレンズの性能や描写が大きく違ってくるのが『ウツレンズ』の面白い点です!
・価格と性能
『Utulens』と『Wtulens』価格と性能比較
価格は2020年7月時点amazon調べですが、
私が購入した時は今の価格より1000円ほど安かったと思うので、タイミングによっては安く買えるかもしれません。
2つを比較して注目なのが焦点距離!
描写の差に関しては後で説明しますが数値で見て大きな違いは焦点距離です。
私が『Wtulens』を選んだのも17mmという超広角に魅力を感じたからです。
『Utulens』の32mmの方が普段使いはし易いですが、17mmという焦点距離でこのサイズ感のレンズはなかなか無いというのと
どちらのレンズも絞りがF16固定でピントリングもないので
どんな場面でも使えるレンズの仕様ではありません。
使う場面が限定されるなら「コレ1本で出かけよう!」というより常に他の交換レンズも持ち歩くのが前提になると考えたので、2つで比べ、よりこのレンズでしか撮れないという描写が可能な『Wtulens』を選びました。
・参考写真
肝心の描写を観ていきたいと思います。
カメラはSONY a7Ⅲで撮影したものです。
左が撮って出し。
右が現像後です。
F16 シャッタースピード1/320 ISO400
F16 シャッタースピード1/500 ISO400
どうでしょうか?
『Utulens』を所有していないので撮り比べが出来ないのが申し訳ないですが『Utulens』は『Wtulens』と比べると周辺減光が少なく、画面全体が淡くピンク色で描写される印象でした。
比べて『Wtulens』は写真で観て分かる様にかなり強い周辺減光と画面中心はシャープに色味のクセも少ないですが、端に近づくにつれ歪みとマゼンタ色が乗っかっていきます。
また、フレアも特徴的でかなり目立ち上手く取り入れるのは難しい印象です。
私はこのレンズを使った現像ではハイライトとコントラストを上げより中心部を強調する編集をすることが多いのですが、被写体を中心に配置する構図で撮影するのを意識するのがこのレンズの特徴を活かせるポイントだと思います!
・個人的な評価は90点!
この値段!このサイズ感でこんな写真が撮れるなら満足度は価格以上!
正直このレンズの使用頻度はそこまで高くありません。
見てもらった通りかなり個性の強いレンズなので全部がこの写真になるとうるさく感じるなと私は思いました。
ですがそれだけオリジナリティのある写真が撮れるのがこのレンズの長所です。
しかも6千円で。
解像感やフレア、歪みなど決して質が高い訳ではありませんが遊び心があって好きな商品です。
ミラーレス機でしか使用できないものなのでミラーレス機を使用している人はおもちゃ感覚で是非使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回はレンズフィルターを紹介します!
よければまた見に来て頂けると嬉しいです!ではまた。